About beflat
ブログの名前は、バンドで演奏していたSAXの調性(BフラットまたはEフラット)からとりました。beflatには、ようやくどんな音楽もどんな楽器も平等に楽しめるようになってきたという意味や、beatを含んでいる点でも気にいりました。
30年くらい前パソコンのMusic Macro Language を使ったプログラミングを知って以来、アルゴリズムによる作曲についてずっと興味があるテーマでした。最近人工知能(AI)のブームにより、コンピュータによる自動作曲などクローズアップされていますが、このジャンルはもっと古くから研究されています。このブログでは、このアルゴリズムやその他の実験的な音楽つくりについてまとめていく予定です。(これまで他のブログやiPhoneアプリケーションなどで音楽を題材とした活動をここに集約)
LinnDrumというドラムマシンが登場したときドラマーはもう必要がない、といわれたことがありました。AIによる創作活動についての議論もこれに似ているところがあります。バッハの曲を学習させてAIがその続編を作ったところで、 バッハに似ているということで音楽的価値が下がるという見方もできます。AIにはAIにしかできない音楽を作ってこそ価値があると思っています。
音楽はテクノロジーと密接にかかわって発展してきました。デジタル化や著作権などでも、他の分野に先行した課題を解決してきたことから、音楽を取り巻く環境を研究することは未来を読むヒントにもなるかもしれません。
アプリケーション開発について
現在、開発・サポートを停止している関係で当時のままになっています。そのためストアから削除されているものもあります。
維持するためには新たに端末に合わせてバージョンアップをする必要があり、PCなどの開発環境も買い換えたりする必要がでてきます。残念ながらこれが難しくサポートできない状況になっています。
しかしながら、アプリは古くなってもそのコンセプトは日々更新しており続編を作れる機会がくれば再開するつもりです。
このプログでは、過去のアプリの備忘録的な目的もあります。先日も一番初期のiPadが起動しなくなり(iTuneマークがでる)、そこでしか動かないアプリが確認できなくなりました。過去のアプリは現在の開発環境ではビルドできないことが多く、自分のアプリでも自由にならないつらさがあります。(Windowsストアアプリも)
なくならないうちに過去の記録・記憶をまとめ、また新たに創作をしたいと思っています。(YouTube動画は当時のまま残っているのでとてもありがたいです)