月別: 2021年2月

 

BASTL Kastle Drum

チェコのBastl Instrumentsという会社のDIY電子楽器、Kastle Drumを手にいれました。
輸入品ということもあり、ちょっと割高感がありましたが、このサイズでモジュラーシンセということにとても惹かれました。一つ前のKastle v1.5 という製品も欲しかったのですが、もう一つ決め手がなく、しかし今回これを”Drum”と言うことの非凡性と、Volca Modularを補完する(一緒に使いたい)部分を持っていることで試したくなりました。

なぜDrumというか、それはグリッチ(Glitch)サウンドをリズムパターンで演奏するからです。汚れ音系は以前から興味があり(ちょっと前に流行ったサーキットベンディングなど・・)、一つ間違うとバグなのですが、その微妙なさじ加減を調節するのにはセンスがいります。Volca Modularで物足りないと思ったのがノイズだったので、この二つはとても相性がいいと思いました。 トリガーにつかうパルス(ステップシーケンサ)のパターンはあらかじめ決まっていますが、電圧によって音色のゾーンを変えられるので、パターンが変化しているように聞こえます。NOSE,CLOCK,LFO,Patternの出力がそれぞれ3つあるのですが、バリエーションを出力すると思いきや、残念ながら同じ信号を出力しているようです。
Kastle Drumは狙いの音にするのがとても難しく、頭を整理するためにも独立した外部から変調ソースを使っていろいろとテストしました。

LFOが一種類でしかもクロックと同期しているので、モジュレーション対象がパターンの周期と一致するようになっています。これはどんな状態になってもリズムパターンと認識させるための狙いだと思いますが、ずらしたいときもあります。こういうときは外部のLFOを使って実現します。(このデモの詳細は下記ブログに記述)

アート集団がたちあげた会社だけにノイズにもセンスがあります。
もちろんモノフォニックシンセなので、同時発音数が1ですが、ノイズのリニアドラミングのようにも聴こえます。これもDrumという所以なのか。
この2機種によって、モジュラーシンセの音作りの自由と面白さを新たにしました。KORGさんにはVolca Modularの後継機を期待しつつ、今回モジュラーシンセのバッチケーブルのかわりに、M5Stack(Arduino)のGPIOをジャンバーで接続するという発想に出会うことになって、自分でも作れそうな気がしてきました。

Low Pass Filter

Modular Synthesizer

Kastle Drum

Volca Jam – Modular & Sample2

Volcaシリーズの Volca Sample2 と同期プレイしてみました。
BassとかDrumでなく、サンプリングマシンを購入した理由は、オールマイティに音を選べるからと、この新バージョンからステップジャンプと呼ばれるステップを自由にジャンプする機能が魅力的だったからです。(サンプラーだからAKAIカラー(Sシリーズ)。他にもFMはYAMAHA DXシリーズのカラー、DrumはビンテージのRolandカラー?。リスペクトですね)
DJの世界でもターンテーブルとクロスフェーダを楽器のように扱うプレイがあるように、シーケンサを楽器のようにプレイするのもありかなと。。(最近のDJミキサーはもっと進んでいますが)
Volcaはシリーズ各機種とも個性的なシーケンサを持っていて、それぞれのシーケンサを同期してプレイするというのは新しいスタイルに感じます。(Volca FMはシーケンサとアルペジオレータを組み合わせるなどかなりユニーク)
Volcaシリーズを調べていて思うことは、非公式のファームウェアがあったり、MIDI-OUT追加やDrumのスネアドラムの音を改変するなどの改造がネットで公開されており、コミュニティに愛されているなぁと感じます。
Volcaではないですが、NTS-1ではオシレータをカスタマイズすることができ、ソースコードまで公開させています。オシレータをプログラミングできるということは、WaveTableを操作してどんな音でも鳴らすことができるということですね。KORGのこれらデバイスは、未来の楽器の形を先行して示しているようにも思えます。
と、最新情報のように語っていますが、これらネットではかなり情報があり、私はレイトアダプタ(レイトマジョリティ)です(^^;)
ただこの先を見据えると、ここは通過しなれけばならないポイントと考えています。
私も同様の動画を見て、やったみたいと思ったVolaJamをやってみました。