BLACK SAMURAI 2025

この度、IGアリーナで開催されてNBA八村塁選手が主催する、BLACK SAMURAI 2025初日に見学する機会を得ました。
このイベントは中学生、高校生が直接NBA仕込みのトレーニングを体験できるもので、これまでなかなか無かったことです。3000人以上の応募の中から150人が選抜されました。大型モニターやマイク、通訳つきなので、スタントで見学する人もその内容が全て公開されています。

https://blacksamurai2025.ruihachimura.com/

中学、高校とバスケットをやった経験から、今でも好きなのですが、地元名古屋でこのようなビッグイベントがあるということで、とても驚いています。塁選手の地元が富山であることや、IGアリーナが本場NBAの会場に近いということもあるのでしょう、この地域のバスケットが盛り上がるといいですね。

プレスインタビューの後始まりましたが、フィル・ハンディ氏がコーチで塁選手を相手にまず見本を見せてから、練習をスタートする形をとっていました。

ここで取り上げたのは、ドラム演奏とバスケットをプレイするときの感覚に類似点があると昔から思っていたからです。ドリブル時のリバウンドの意識や全身の使い方、手足のバランスなど。。今回のワークアウトを見て、改めてその感覚が正しかったことを認識しました。
ウォーミングアップ時のフィルコーチのドリブルが無茶苦茶速い!手だけのドリブルでなく足も含めたコンビネーションのパターンをいくつか見せてくれました。体の動きが自然でバランスが良く、ボールをつく音、キャッツする音、ステップの音が正確に刻まれる様子は、心地よく聴こえました。手首のスナップの強さからくるボールのスピード、ステップのスピード、NBAのレベルを間近で見られたことは、貴重な機会でした。50代前半とのことですが、塁選手曰くなかなか来てもらうことが難しい人、といっているのもわかる気がします。

スポーツも音楽もそうですが、身体性に関わる部分というのは鍛錬という精神性とも深く絡んで探究ができることから、時代がどれだけ進もうとも尊重される対象だと改めて思いました。






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