月別: 2025年8月

 

BLACK SAMURAI 2025

この度、IGアリーナで開催されてNBA八村塁選手が主催する、BLACK SAMURAI 2025初日に見学する機会を得ました。
このイベントは中学生、高校生が直接NBA仕込みのトレーニングを体験できるもので、これまでなかなか無かったことです。3000人以上の応募の中から150人が選抜されました。大型モニターやマイク、通訳つきなので、スタントで見学する人もその内容が全て公開されています。

https://blacksamurai2025.ruihachimura.com/

中学、高校とバスケットをやった経験から、今でも好きなのですが、地元名古屋でこのようなビッグイベントがあるということで、とても驚いています。塁選手の地元が富山であることや、IGアリーナが本場NBAの会場に近いということもあるのでしょう、この地域のバスケットが盛り上がるといいですね。

プレスインタビューの後始まりましたが、フィル・ハンディ氏がコーチで塁選手を相手にまず見本を見せてから、練習をスタートする形をとっていました。

ここで取り上げたのは、ドラム演奏とバスケットをプレイするときの感覚に類似点があると昔から思っていたからです。ドリブル時のリバウンドの意識や全身の使い方、手足のバランスなど。。今回のワークアウトを見て、改めてその感覚が正しかったことを認識しました。
ウォーミングアップ時のフィルコーチのドリブルが無茶苦茶速い!手だけのドリブルでなく足も含めたコンビネーションのパターンをいくつか見せてくれました。体の動きが自然でバランスが良く、ボールをつく音、キャッツする音、ステップの音が正確に刻まれる様子は、心地よく聴こえました。手首のスナップの強さからくるボールのスピード、ステップのスピード、NBAのレベルを間近で見られたことは、貴重な機会でした。50代前半とのことですが、塁選手曰くなかなか来てもらうことが難しい人、といっているのもわかる気がします。

スポーツも音楽もそうですが、身体性に関わる部分というのは鍛錬という精神性とも深く絡んで探究ができることから、時代がどれだけ進もうとも尊重される対象だと改めて思いました。



Spain

今度のライブで、熱帯JAZZ楽団「Spain」のドラムを叩くことになりました。
そこで、コンテスト動画を撮ったついでに、スペインも撮ってみました。

熱帯の曲は以前もマチューテの動画も撮りましたが、どちらもフレーズを作りこんだことから、記録に残しておく意図があります。なぜ作りこむかというと、熱帯はパーカッショニストが大勢いて音も分厚いのですが、バンドでは少人数のため、その分ドラムで叩こうとするからです。
結局どちらの曲も、ゴーストノートを使った同じようなアプローチをしています。スペインはさまざまなアーティストが演奏する名曲で、昔からやってみたかったため、今回はモチベーションが高いです!
エレドラだとハイハットがあまり弾んでくれないので、そこにどうしても力が入ってしまいました。コンテスト動画の続きでとったので、テンポがいつもより早く感じました。ついではやめた方がよさそうです。
このテンポで片手タッタカは自分の限界スピードかもしれません。(メモ)

ライブで叩くとき、せっかくの機会なので毎回チャレンジポイントを作るようにしてます。今回はジョジョメイヤーのやりかたにならった、バスドラの連打を練習しました。まだ不完全ですが、このテンポならできそうです。
楽しめるネタがあると、練習がはかどります。

おっ、スペインの動画で100本目だ!
16年以上やっているので全然少ないですが、ちょっと感慨ぶかいです。

Find the Pocket

今年も恒例のドラムマガジンコンテストの曲を演奏してみました。

https://drumsmagazine.jp/special/contest2025/

マスターコース課題曲 「Veil of Time」 Composed by 山本真央樹

うーんさすが、この人の曲は難しい。。7/8の変拍子の曲です。

7/8といえば Dave Weckl の Island Magic を練習したことがありました。16分音符14個分を、4 4 3 3 とカウントすると叩きやすいことを思い出し、役にたちました。当時この曲をきいて変拍子をつかっていると思えないほど自然だったことに驚きました。プレイもしかり。デイブのフレーズってきれいなんですよね。

今回のプレイはフレーズに凝るゆとりもなく、合わせるのに精いっぱいでした。
たぶん今までで一番難しかったのではないでしょうか・・あきらめるのも早かった・・

とりあえずチャレンジした記念に動画にしました。