Volca Modular

KORGのVolcaシリーズの中でも、独特の特徴をもつVolca Modular。久しぶりにシンセ?というものを購入しました。(KAOSSILATOR以来か)

MIDIインターフェイスもなく、電子工作で使うジャンプワイアでモジュールをつないで音づくりをします。
最近モジュラーシンセがはやっていて、ネットでもよく見かけるのですが、接続にはパッチケーブルが使われており、これらとはまた違ったフィーリングです。
KORGなのにArduinoのような電子工作の製品の部類なのか、それともKORGだから電子楽器なのか、この狭間にあり従来にない位置づけの製品です。個人的にはジャンパー(3.3V)でつながるので、ArduinoとかRaspberryPiと接続できることから、新しいアイディアがわいてきそうです。
モジュラーシンセとしては、本格的なものは憧れますが、まだその領域に達していないので、信号の流れを学ぶ教材として使っています。最近安価になってきて盛り上がっているのは、とてもうれしい傾向です。

ネットでみるとアンビエントものが多くあり、モジュラーシンセとの相性の良さを感じます。(いろんなアプローチがあり、センスが問われます。)
つまみをいじりながらプレイは通常のスタイルなのですが、私はあえてつまみを触らず(放置プレイ)で初期状態でどれだけ多彩な音の変化を生み出せるか、ということにも興味あります。
せっかくなので、一応動画をとってみました。コンセプトととしては、初期状態のまま再生することと、ネットではさわやかなアンビエントものが多いので、その逆の耳障りな(癒される)ファクトリーノイズを表現してみました。

シーケンスを使えば何でも表現できてしまうという考え方もありますが、16程度のステップシーケンサやアルペジオレータの類というのは、シンプルな変調ソースという位置づけでいます。
理想としては、これらを使わず、LFOやクロックディバイダといったもので表現したいです。このためユーロラックのモジュラーシンセが欲しくなりますが、ArduionoでLFOやノイズジェネレータを作ってVolca Modularに入力することもできるので、このあたり面白いと思っています。




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