VCV Rack Jam
別件でソフトウェアモジュラーシンセを使ったとき、フリーでは基本モジュールしか使えないと思っていたのですが、ユーザ登録するだけでかなりのモジュールを使えることがわかりました。
https://vcvrack.com/
ということで早速いろんなモジュールを試してみましたが、数が多すぎてそれぞれ何ができるのか把握するのにかなり大変だということがわかりました。(嬉しい悲鳴)
大きな分類としてHardware Cloneと呼ばれるハードウェアとして存在するもののソフトウェアシンセとソフトウェアならではの自由な発想のものと別れます。
まずはHardware Cloneを中心にいろいろと調べてみました。実際の製品を試すことなくどんな音がでるのか十分に知ることができ、高価なものゆえ気にいったものをじっくり検討して購入する動機に十分になると思いました。ソフトだけで十分楽しめますがマウス操作では一つのつまみしか操作できないのと、実物の音圧にはかなわないでしょう。
次のステップは、何のモジュールか理解した後これで音作りすることですが、これはかなり難しいです。文字通り思考錯誤しながら私も作ってみました。
テーマとしては、ステップシーケンサの単調さをできるだけ回避できるように、多様な変化を起こすことです。
ピッチの周期とエフェクトの周期をづらすとか、フレーズがワンパターンかされてきたら、クロックでトリガーされる数を少なくして雰囲気を変えたりするなど、試しました。
左上のINSTRUOのモジュールは、前に購入したKastle Drumとルックスもだけでなく音も似たところがあります。アルゴリズムとかオープンソースになっていてそういったものを利用することもよくあるようなので、今はやりの音なのかもしれません。
憧れだったモジューラシンセで、このようなことが簡単にできてしまう今の時代にあらためて驚きます。
音作りの面では既になんでもできる時代は来ているのですが、モジュラーシンセという自由度を組み合わせるというのは究極的なものだと思います。
この次にはいったい何がくるのでしょうか・・
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