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Volca Jam – Modular & Sample2
Volcaシリーズの Volca Sample2 と同期プレイしてみました。
BassとかDrumでなく、サンプリングマシンを購入した理由は、オールマイティに音を選べるからと、この新バージョンからステップジャンプと呼ばれるステップを自由にジャンプする機能が魅力的だったからです。(サンプラーだからAKAIカラー(Sシリーズ)。他にもFMはYAMAHA DXシリーズのカラー、DrumはビンテージのRolandカラー?。リスペクトですね)
DJの世界でもターンテーブルとクロスフェーダを楽器のように扱うプレイがあるように、シーケンサを楽器のようにプレイするのもありかなと。。(最近のDJミキサーはもっと進んでいますが)
Volcaはシリーズ各機種とも個性的なシーケンサを持っていて、それぞれのシーケンサを同期してプレイするというのは新しいスタイルに感じます。(Volca FMはシーケンサとアルペジオレータを組み合わせるなどかなりユニーク)
Volcaシリーズを調べていて思うことは、非公式のファームウェアがあったり、MIDI-OUT追加やDrumのスネアドラムの音を改変するなどの改造がネットで公開されており、コミュニティに愛されているなぁと感じます。
Volcaではないですが、NTS-1ではオシレータをカスタマイズすることができ、ソースコードまで公開させています。オシレータをプログラミングできるということは、WaveTableを操作してどんな音でも鳴らすことができるということですね。KORGのこれらデバイスは、未来の楽器の形を先行して示しているようにも思えます。
と、最新情報のように語っていますが、これらネットではかなり情報があり、私はレイトアダプタ(レイトマジョリティ)です(^^;)
ただこの先を見据えると、ここは通過しなれけばならないポイントと考えています。
私も同様の動画を見て、やったみたいと思ったVolaJamをやってみました。
Volca Modular + M5 Stack
前回に続いて、Volca Modularで遊びました。
モジュラーシンセは、つまみを手で回して音の変化を楽しむわけですが、両手で操作するということは最大二つのつまみしか回せないことになります。そこでつまみの代わりに外部LFOを利用してパラメータを操作してみました。
Volca Modularは、0から3.3Vの電圧をかけることで、パラメータを変化させられるので、それをM5Stackを使って作り出しました。
M5Stackは、ESP32系のArduinoで、通常のArduinoはDAC(デジタルアナログコンバータ)は持たないのですが、これは2つ(8bit)持っているから便利です。さらにもう一つGROOVE端子接続のDAC(12it)を接続し合計3つのDACをLFOとしてウネウネしてみました。
さらにM5Stackばディスプレイも持っているので、各パラメータの波形を表示させました。音の変化と波形の変化が一致しているのがわかります。
前半1分は何も操作はせず、後半は加算器でピッチを壊してみました。
モジュラーシンセなのであたりまえかもしれませんが、ピッチ、テンポ、トリガー、ゲートすべて電圧で制御できるので、かなりいじれます。(まだまだ序の口です)
自作シンセとか作って、つなげてみたいです。
Volca Modular
KORGのVolcaシリーズの中でも、独特の特徴をもつVolca Modular。久しぶりにシンセ?というものを購入しました。(KAOSSILATOR以来か)
MIDIインターフェイスもなく、電子工作で使うジャンプワイアでモジュールをつないで音づくりをします。
最近モジュラーシンセがはやっていて、ネットでもよく見かけるのですが、接続にはパッチケーブルが使われており、これらとはまた違ったフィーリングです。
KORGなのにArduinoのような電子工作の製品の部類なのか、それともKORGだから電子楽器なのか、この狭間にあり従来にない位置づけの製品です。個人的にはジャンパー(3.3V)でつながるので、ArduinoとかRaspberryPiと接続できることから、新しいアイディアがわいてきそうです。
モジュラーシンセとしては、本格的なものは憧れますが、まだその領域に達していないので、信号の流れを学ぶ教材として使っています。最近安価になってきて盛り上がっているのは、とてもうれしい傾向です。
ネットでみるとアンビエントものが多くあり、モジュラーシンセとの相性の良さを感じます。(いろんなアプローチがあり、センスが問われます。)
つまみをいじりながらプレイは通常のスタイルなのですが、私はあえてつまみを触らず(放置プレイ)で初期状態でどれだけ多彩な音の変化を生み出せるか、ということにも興味あります。
せっかくなので、一応動画をとってみました。コンセプトととしては、初期状態のまま再生することと、ネットではさわやかなアンビエントものが多いので、その逆の耳障りな(癒される)ファクトリーノイズを表現してみました。
シーケンスを使えば何でも表現できてしまうという考え方もありますが、16程度のステップシーケンサやアルペジオレータの類というのは、シンプルな変調ソースという位置づけでいます。
理想としては、これらを使わず、LFOやクロックディバイダといったもので表現したいです。このためユーロラックのモジュラーシンセが欲しくなりますが、ArduionoでLFOやノイズジェネレータを作ってVolca Modularに入力することもできるので、このあたり面白いと思っています。
Back to the Fusion
昨年にひきつづきリズム&ドラムマガジンのコンテストにチャレンジしました。
テーマは、バック・トゥ・ザ・フュージョン! リニューアル一発目のコンテストで”原点”に立ち返る、とのことです。原点がフュージョンなのは私も同じで、これまでで一番ドラムを夢中で練習したのがフュージョン全盛期でした。テーマ曲はDEZOLVEメンバーによる書き下ろしで”Symbiosis”、さすがキメキメの曲でかなりの熱量があります。それに応えるべくプレイプランを練りました。
意識したつもりはないのですが、これと思うフレーズを考えた結果をみて、やはり神保彰(カシオペア)、デイブ・ウィックル両氏の影響をかなり受けていることを改めて自覚しました。当時両氏のビデオ・DVDはもちろんのことドラムクリニックにも参加してよく研究しました。特に、デイブがヤマハのドラマーズキャンプ(合歓の郷)に来た時は、大興奮でした。今思い出してもすごい体験でした。(話は長くなるので割愛 ^^;)そんな若いころの思い出が蘇るのがフュージョンです。
記事に”インストゥルメンタルの課題曲で、プレイヤビリティを競っていただきます”という文言があります。楽器と演奏の可能性を追求するジャンルでもあるフュージョンですが、音楽がまた一巡してそのようなFutureがくるといいですね。
音楽を作ったり、演奏するのには動機が不可欠と常々思っています。最近はなかなかこのような曲を叩く機会がありませんでしたが、いい機会に恵まれたので、今できる精一杯の力をぶつけてみました。
あれっ! 動画テキストの MAGAZINE が MAGANIZE になっている・・
メモ) 生ドラムの音は大きいので、iPhoneのイヤフォンでは曲がモニタしづらいかも。(昨年はブラシだったので気づかず・・)
[追記 2021/10/10]
iPhone13のシネマティックモードのテストもかねて、エレドラバージョン(Roland TD-17)を撮影してみました。撮影、編集(iMovie)、アップロードすべてiPhone13のみでやっています。
コンテスト用のクリックトラックのない音源をTD-17のSDカードから再生して、一発録音。
(AUDIO I/F使用)
Kollaboration w/ TAP
〜とのコラボ(collaboration)というのは、音楽や芸術などで、また最近ではビジネスでもよく聞かれます。新しい人との繋がりができたり、新しい創作のきっかけになったり、自分の世界を拡げることができます。
ある楽器ができるようになると同じ楽器ができる人と知り合いになりとても仲間意識がわきます。これはこれで楽しいのですが、自分を客観的に見るためには、他の楽器とのアンサンブルが有意義です。音楽にはこのコラボのしくみがあらゆるところにある気がします。
どんな楽器でもコラボはできるのですが、自分の中でコラボ度(コラボのしやすさ:音楽的に以外に物理的、環境的にも)というものが高いものとして、タップがあります。
ktap.art/blog ktap.iiv.jp/blog
YouTubeでもさまざまな組み合わせを見ることができますが、Sarah Reichという女性タップパフォーマがBigBand, Saxソロ、Cellソロと精力的にコラボする動画は、圧巻です。
自分がやってみたい組みあわせに、エレクトリック・ロックバンド、プロディジーのようなビッグビートがあります。なかなか難しかったのですが、雰囲気だけでも真似ようとチャレンジしてみました。曲はRoland MC-505のプリセットパターン80をリアルタイムエディットしました。
タップだけではちょっと物足りなかったので、前々回”Beat-C”で使ったDJ Mixer(Pioneer DDJ-S1)で録音済みMC-505の音をベースにスクラッチプレイとリミックスしてみました。(今回はじめて!とりあえずやってみたいことを形に・・)
スクラッチプレイは、今までPCのDJシステムではレイテンシーがあるので難しいのではという先入観がありまたが、YouTubeをみているとそのようなことはなさそうなのでトライしてみました。クロスフェーダは混ぜ具合を調節する楽器ですね。
クロスフェーダのボリュームカーブの立ち上がりがちょっと緩やかに感じたのですが、古い機種のせいなのかよくわかりませんでした。
もう少し急峻に立ち上がってくれると、指変えの連打とかできるのかもと思いましたが、少なくとも私のテクがそこまでないので、もっとできるようになってから考えることにしました。
Collaborationの頭文字をKにしたのは、強調の意味と混ぜる(MIX)意味のアイコンのように扱いたかったからです。
そういう意味でカクテル(Cocktail)もKになります。
音楽もお酒も、たくさんの楽しみ方を持っていますね。
いろんなジャンルのプレイヤーがパフォーマンスする一体感のある空間を創ってみたいです。
Sound Canvas
RolandのDTM(デスクトップミュージック)音源SoundCanvasシリーズ。私自身ゲームの音楽を製作するようになってから、使い始めましたが、前回の投稿のようにQXシリーズのようなシーケンサを使っていた私にとって、彼らの製作の仕方に当時強いショックを受けました。
SC-88pro(上)とSC-88(下)
カモンミュージックのレコンポーサというシーケンサを使い、ミュージックキーボードを使わず、パソコンのキーボードだけで、テキストエディタを使うが如く音符入力そしてコピペ、MIDIコントロールチェンジのみならず、GS音源固有のパラメータ(レゾナンス、フィルタ等)を操作し、プリセット音源をシーケンサ上でエディット。(それまでの私の常識的には音源のエディットは、音源のパラメータでやるものでした。) これにはメリットがあってリアルタイムで変化させることができることと、シーケンスデータに音色データも含められる(システムエクスクルシーブデータとはまた違う考え方)のでデータ互換が取りやすくなるということです。
またこのレコンポーサというシーケンサがこういったことがやりやすいつくりになっていました。(ブリブロの段階なので特にこの環境でなくてもいいのですが、私がいた環境はこれでした。ここからゲーム機に落とし込むときに時間をかけてデータを最適化していきます。ですのでMIDIのリアルタイムレコーディングのような容量が大きくなるようなスタイルは避ける傾向はあります。)
また特に楽器ができるという人たちでもなく、デザイナだとかゲームが好き、ということで曲を作っていて、耳コピ能力(音程だけでなく音色も)が異常に高かったです。コード進行とか知らなくても多数の音楽を聴いているので、その中のパターンを組み合わせてつくることでクォリティの高い音楽を作っていました。まるで絵を描くごとく、まさにサウンドキャンバスというに相応しい製作スタイルでした。
前回の投稿と同様、また過去のデータを整理する一環として、このDTM環境をセットアップしてみました。これまでの持っていたPC-9801やEPSON互換機はことごとく起動しなくなり、最後に残ったPC9821でしたが、液晶画面が変色してしまっていました。(奇しくもSCカラー。こんな壊れ方するんだ・・) ハードディスクはカタッ、コトッという鈍い音を時々発していて、いつ逝ってしまうかという状況でしたが、幸運にも外部モニタ、RS232CのMIDIの接続、レコンポーサ起動も無事できました。
データは20数年前のもので、とても懐かしいものばかりでした。データ救済の意味とレコンポーサの画面も記録しておきたかったので、まとめて動画にしました。
(あるイベントのBGM用に作った曲、SC88Proの新規音源を聴いて作りたくなった曲、たぶんボツになったゲームの曲、作った記憶がない曲などなど)
「自由は不自由や」by ジョージ富士川
NHK朝ドラ「スカーレット」のシーンでのフレーズですが、これは言い得ていると思います。
つまり「不自由は自由」。制限のある環境の中の方がそれを解決するためいろいろと想像力を働かせる必要があり、自由にものを考えられる環境にあります。当時のゲーム機で言えばメモリ、CPUなど低いスペックでも工夫によって高いクォリティのものを作れることを数々目のあたりにしてきました。
サウンド関係で言えば、歌を歌わすことはなかなか困難でしたが、比較的余裕のあるメインメモリからサウンドメモリにサンプリングした歌の部分だけストリーミングしながらBGMと同期させて歌わせたことがあります。
たった一曲のためにこんな面倒なことを、と思いますが、当時こういったことをみんなが面白がってやらせてくれました。
しかしSEGA StaturnやPlayStationの時代になって、音楽CDをBGMとして鳴らせるようになってからは、制約がなくなり、ゲーム音楽という独自のジャンみたいなものがだんだんと薄れていった気がします。(なんでも自由にできると言われると逆に考えに窮するみたいなことがあります。)
同時発音数、容量などの制限があったからこそゲームならではの音楽が創造された、とも言えると思います。(私が参入したのはスーバーファミコンの後期ですが、このエッセンスをかろうじて味わうことができた世代になります)
DTMも音源数に制限がある環境と言えます。(基本的にサンプリング機能なし) Sound Canvasシリーズでの曲作りは、独自の世界がつくられ、大いにもりあがりました。
今で言えば、ボーカロイドのコミニュニティはこれに近いのかもしれません。実は私もこれに挑戦しようとしたことがありましたが、購入直前になって、「あっ、そういえば詩、かけないや」と気づき断念しました。その後、山手線の駅名をひらすら言うだけの曲をボーカロイドで聴いたとき、「この自由は自分にはなかった・・」と自覚しました。
Sound Canvas というのは、多くの人がその上で共通言語(共通音色のバレット)をもってコミュニケーションをとってきたプラットホームです。熟練者には有限である環境の中で差別性を出すため、独特の作り込み感というか、音の密度みたいなものがあるように思います。過去の曲を聴いてみて、このプラットホームならではの曲作りに、結局追いつけていないと感じました。
自分にとってのプラットホームとは・・また、曲を作りたくなったきました。
SC-155
BEAT-C
新型コロナの影響で、バンドのライブも弦楽器教室の発表会も中止になり、楽器の練習をするというモチベーションが下がり気味の今日このごろです。
やはり人前で演奏する機会というのは貴重なことなんだと改めて感じました。
その反動か昔やっていた打ち込みの音楽をやってみたくなり、当時の機材のセットアップをしました。
いつか昔の音源を整理して再現しようと思っていましたが、これがなかなか大変な作業なので手が付けられずにいました。GS,GM,XGといった規格の音源なら比較的簡単なのですが、メーカが違う複数のハードウェア音源、サンプリング音源、シーケンスデータ、サンプリングデータ、MIDIチャンネルを曲ごとに思い出しながら組み合わせる必要があります。またデータがフロッピーディスクという媒体に保存されているため古いデータはエラーで読み出せないものもあります。
その中でもシーケンサがYAMAHA QX3、音源がRoland D-110、YAMAHA TG-33は比較的多数の曲を作った組み合わせで、再現がうまくいきました。
その中の曲でノリがいいものをただ鳴らすだけでは面白くないので、一度録音をしてからDJミキサー(PIONEER DDJ-S1)でリミックスしてみました。
DJミキサーは、当時とあるイベントで音楽をノンストップに鳴らす際に購入したものです。ただクロスフェードで曲を切り替えるだけでなく、あらかじめかける音楽の構成や聞かせどころを研究してテンポを合わせてあたかも同じ曲のように自分好みにつなげる面白さは、自分にとって新鮮なものでした。
(スクラッチのようなパーカッシブに音を鳴らすDJにも憧れましたが、やはりこれはアナログターンテーブルとお気に入りのアナログレコードが必要で、一朝一夕にはいかないとわかり諦めました。)
今回のこのセッティングは、私がゲーム音楽の仕事をする前までのスタイルで、この後、GS音源SoundCanvasシリーズで制作するスタイルに変わりました。シーケンサはコンピュータを使うようになりPC-98(MS-DOS)のレコンポーサ、そしてMac(GUI)のStudio VisionといったDAWに変遷していきます。
ここで思うのはQX3で作るような音楽をPCのシーケンサやDAWではたしてできたかどうか。
ツールとの関係性が制作結果にも大きく影響を与えることを経験しました。
QX3の特徴を一つ言うならば、曲が思いついてから形になるまでが速い、です。
タイトルはコロナを打ち負かす意味もこめて”BEAT-C”です。
Artless Rhythm Tap
タップダンスからダンスの要素を取り去り、パーカッションとしての楽しみを求めた飾り気のないタップを、アートレス・リズム・タップと呼ぶことにしました。
コツコツといったタップの音が好きなのと、YouTubeなどでいろんな音楽とのコラボレーションを見て興味がわき、二年くらい前からはじめました。
「北野武×志村けん タップダンス×三味線で奇跡の共演!」
この動画を最初に見た時、なんてかっこいいんだと思いました。この組み合わせでエンターテイメントできる、このお二人の深みはアートに根ざしていることを感じさせられます。
パーカッションとして演奏するには、わかりやすい譜面をつくる必要があります。タップには多数のステップがあり(単体ステップよりステップのコンビネーションが多数ある)、記譜をするためには、ステップを限定する必要がありますが、それではタップの魅力が減ってしまうので、ステップには自由度を与え(限定しない)、足の使う部分(6種類)を記号化することによって表現したいと思います。
左足つま先 <p| ※トゥとボウルを区別しない=どちらでも可
左足かかと <b| ※ヒール
左足全体 <B| ※スタンプ
右足つま先 |q> ※トゥとボウルを区別しない=どちらでも可
右足かかと |d> ※ヒール
右足全体 |8> ※スタンプ
テキストデータとして扱うため便利なので、足の位置がイメージしやすいアルファベットと数字で記譜します。ブラケットは文章の中で説明するときに使い記譜では使用しません。休符は-(ハイフン)、末尾のA~(Asymmetry) は一つのパターンで左右が対称でないものを表します。
(https://ktap.artより)
タップを練習しているときにいつも思うのですが、すごい全身運動になります。ウォーキングやランニングといった運動と違うところは、何kmでおわりとか、何分までやるとかでなく、リズムとして気持ちよく聴こえるまでやってしまうため、夢中になりがちです。
そんなこともあり、Artless Rhythm Tapの実用として楽しみながら足を動かすことが健康に結びつくのではないかと思い下記サイトをつくってみました。
https://ktap.art
http://ktap.iiv.jp
足を動かす手順(足順?)が動画と文字により明確なので練習がしやすいのではと思っています。ドラムのリズムパターンのようなものに近いかもしれません。これを組み合わせて新しいリズムを作ることができます。
今後もパターンは増やしていく予定です。
※今年のゴールデンウィークは新型コロナウィルス感染予防のためのStayHome週間ということで自宅にこもることを余儀なくされます。もともとこの連休でゆっくりと作ろうと思っていたサイトですが、このご時世、何かのお役に立てるかもしれないということで予定をはやめて立ち上げました。全動画の収録、編集、アップロードを今日一日で仕上げましたが、その他はまだできていませんので、追々完成させていく予定です。
Cello Fingerboard Chart
弦楽器教室の発表会の季節がやってきました。ViolinとCelloの両方で出演しようと意気込んでいましたが、曲の難易度の高さからCelloのみにしました。
3月のライブにひきつづき新型コロナの影響で中止になる可能性もありますが、いずれは演奏してみたい曲なので力が入っています。
曲はジョン・ウィリアムズ作曲の映画音楽「シンドラーのリスト」です。
この曲はメロディの跳躍が多く、しかもハイポジションを多用するためどの指でどの音を弾くかというプランニングがかなり大変です。そのためフィンガーボードを作ってみました。
実は、このようなハイポジションまであるチャートがなかなか見つかりませんでした。しかも移動距離をイメージしやすくするために、音程位置を正確に表しています。音程の間隔は以下の数式で導いています。
12(1オクターブ)で0.5、24(2オクターブ)で0.75を指しています。(12平均律なので波長は12乗根の逆数)
またこの曲はもともとバイオリン曲なので、参考までにE線を一番上に配置しています。
Violin : G-D-A-E
Cell & Viola : C-G-D-A
この曲の最低音は、G線の開放GからA線開放の2オクターブ上のAまで使います。
このテーマ曲の映画については触れませんが、その内容が表現されたかなり心揺さぶられる曲です。冒頭の部分を記譜してみました。
2小節目のこの曲の最低音G。この跳躍は深さ(分散和音的にいくのならA)が、とても印象的です。
大変重いテーマの映画音楽ですが、Celloの表現力が遺憾なく発揮される曲なので、心してかかりたいと思います。
Upright Bass
一般的な歌ものの曲を聴いてベースラインを歌える人は、なかなかいないと思います。それだけ目立たない存在なのですが、ベースパートがないと、スカスカで不安定な曲になってしまいます。まさに曲の土台となる存在です。そんなベースラインなので安定的なフレーズを演奏すると思いきや、暴れまくって演奏していてもそれを感じさせないかっこいい曲があります。
「あの鐘を鳴らすのはあなた」(歌:和田アキ子)
1972年 作詞:阿久悠,作曲:森田公一
このヒット曲のベースラインがこんなにかっこいいとはベースという楽器をやらなければ知ることはなかったでしよう。
コントラバス(以下CB)を昨年の夏から習い始め、練習用にとりあえずアップライトベース(以下UB)を買いました。とりあえずというのは、CBがでかく高価な楽器なので運指の練習だけでもという目的でした。ところがピッチカート奏法(指ではじく奏法)で弾いた音が、芯があってとても快感で病みつきになりました。アナログシンセのようなゴン、ゴンという音が好きで、指が痛くなるのも忘れて夢中になってしまいます。
いつもはドラムをやっているバンドで、この曲をやることになりベースを弾かせてもらうことになりました。(この曲がかなり難しいのも知らず・・またUB用向きではないことも考えず・・)
この曲のサビは王道のコード進行(Eb-Cm7-Ab-Fm7-Bb7-Eb)を合計6回繰り返すのですが、すべてフレーズが違い、バリエーションを学べます。難易度は高いのですが、それを上回るモチベーションがあったのでチャレンジしてみました。
CBとの関係は・・というと、 UBを弾いたあと教室でCBを弾くと、やはり弓はいいなぁという感じがします。でかい楽器を鳴らし切るという意味では、弓は必須です。
ところが、せっかく練習したのですが、新型コロナウィルス感染拡大のため、例にもれずバンドのライヴも中止となりました。このまま何もしないのもなんか残念なので、サビの部分だけ動画を撮ってみました。
かっこいい曲なのにそれが表現できずスミマセン。まだまだへぼいですが、何年か後に見て、いい思い出になればと思います。
ベースって意外と自由にフレーズを創作できるのかもしれません。メロディラインとは無関係でいいし、コードのルートも外せるし、ドラムのようなパターンにも縛られない。。。なんか言葉を話している感覚に近いものを感じました。
オケは懐かしいYAMAHA QY70を引っ張り出してきました。これが日の目見ることになったのは、有意義でした。