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Yukihiro Takahashi / YMO

高橋幸宏氏の訃報から、ネットでYMOの曲を再びよく聴くようになり、昔の記憶が芋づる式によみがえる今日この頃です。
ブログを書くつもりはなかったのですが(やすやすと書けない)、下記の追悼特集を見ていて、何か書きたくなってしまいました。たぶんまともな投稿などかけないので、このタイミングで少しでも記録を残す意味で簡単にまとめてみました。

「Daisy Holiday! 細野晴臣<手作りデイジー>高橋幸宏さん追悼特集 2023.1.22」
https://www.youtube.com/watch?v=i8GOOZdSj_I

「山下達郎のサンデー・ソングブック 極私的・高橋幸宏さん追悼特集 2023.1 .29」
https://www.youtube.com/watch?v=RIvfTpBXPrQ
※上記YouTubeサイトに移動しないと見られません(iframeではNG)

細野さん、教授、ユキヒロ氏と呼ばせていただきますが、この三人そして魅力的なサポートメンバーの才能から生み出された楽曲から、私の音楽人生は多大な影響を受けました。音楽面だけでなくその背景や彼らの接点などからも多く学びました。
ドラマーとしてユキヒロ氏はとにかくフレーズがかっこよく、それが楽曲の一部としてなくてはならない存在感があります。奏法的には、スティックやビーターを打面に押さえつけて叩くタイトな音が特徴的ですが、これは真似できないです。YMO後期にシモンズのエレクトリックドラムを使いだしたとき、これが本来のYMOの音だと、その楽曲のはまり具合に、魅力が倍増したことを思い出しました。シーケンサやパーカッションエフェクトは使っていたものの、初期のYMOはほとんど生演奏で、人力テクノといわれるほどでした。ここから三人のミュージシャンとしての技量の高さがうかがえます。
細野さん、教授の才能がユキヒロ氏のフィルタを通ることによって、ポップになり商業的な成功を収めたという見方もありますが、私もそう思います。ドラム、作曲、歌、ファッションと多才で、本当のアーティストと呼べるのはこういう人のことでしょう。

これ以上、どう書いていいのかわからないので、私のお気に入りの曲を二つ紹介して終わりにします。好きな曲ばかりで選ぶのは難しいのですが、やはりドラムがかっこいいものにしました。
カムフラージュはサンプリングパーカッション、邂逅はオーバーダブしているシモンズが秀逸です。
(YouTube検索でヒットしたものです)

「カムフラージュ/BGM」
「Yellow Magic Orchestra Winter Live 1981 – 4 Camouflage」

「邂逅/浮気なぼくら」
「邂逅 – YMO」

夢中にしてくれた幸せの時間、本当にありがとうございました。

3月5日追記

(練習不足でスミマセン、パターンの繰り返しがきつい。。40年以上前の楽曲とは思えない新しさ。ライブでは演奏されていない曲だが、どうやった叩こうかと思わせる曲。)

4月8日追記

May you rest in peace

2023 MY EVENTS

今年は演奏する機会が増えそうです。
3月にはコロナ禍などで中断していたバンド活動を4年ぶりに再開し、そのライブがあります。

熱帯JAZZ楽団「MACHETE」のドラムを叩く予定なのでV-Drumsで演奏してみました。(↓動画 なせか音声がまたモノラルになっている・・)

V-Drumsを購入してもうすぐ2年くらいになりますが、これのおかげで練習が楽しくなりました。長らくドラムをやっていますが、アコースティックのドラムセット(生ドラム)を叩いて練習できた時間は数パーセントに満たないくらいです。これまでの多くの時間は練習パッドがメインでした。そう考えると、いろいろな楽器を習ってきましたが、生ドラムは練習の方法についてちょっと特殊な楽器になるかもしれません。

バンド以外にも、バイオリンとジャズベース(コントラバス)の発表会があります。
いろいろな楽器をやっているという実感はなく、演奏したい曲を見つけた後演奏する楽器が決まるという感じです。楽曲と格闘しながら修得していくプロセスに楽しみを感じることを最近気づきました。

発表会演奏曲
2023 ContraBass チャーリー・パーカー「コンファメーション」
2023 Violin シークレット・ガーデン「Song From a Secret Garden」

2022 Cello 坂本龍一「1919」
2021 Violin アストル・ピアソラ「リベルタンゴ」
2020 Cello ジョン・ウィリアムズ「シンドラーのリスト」
2019 Violin 葉加瀬太郎「情熱大陸」
2018 Cello フレデリック・ショパン「別れの曲」

その他余興
2022 Violin MISIA「アイノカタチ」
2021 Cello ケルティック・ウーマン「You Raise Me Up」

弦楽器の練習するときに感じるのは、音量が控えめなので自宅で練習しやすいのと、ピッチ合わせが難しく、デリケートなので、一音一音に集中力がかなり必要になります。そのため頭の中から雑念が消えるというか、他事を忘れることができるためとてもリフレッシュできます。一時期は打ち込みの音楽しか聴かない時期がありましたが、生身の人間が毎回違う演奏することが面白いと思うようになり、それ以来演奏を楽しんています。ドラムはスポーツ感覚というかダンスに近いものがあり、元気がでますね。
新しい年のはじめに元気に叩いてみました。

それから余談ですが、音楽以外にも興味があることが増えています。最近よく思うのですが、人類史上経験のない膨大な情報に一般ピーポーがアクセスできる時代ということです。YouTube一つとってもエンターテインメントから教育、趣味に関することなどさまざまな情報が無限にあり、人々の好奇心を刺激しつづけています。
これまで高度な教育を受けていないと得られなかったり、高い書籍や授業料が必要だったコンテンツが無料動画でしかも検索して即入手できることは驚異的です。(難解な理論も動画での説明がわかりやすいので理解が進みます)

このような状況に、年齢とともに体力面では衰えはあるかもしれませんが、脳は成長しつづけている感じがします。80代でプログラムを学びはじめiPhoneアプリ開発者である若宮さんが少し前に話題となりましたが、年齢とともに衰えると考えるのは、間違いですね。逆にこれまでの経験が増幅されるためよりパワフルになれます。さらに進んでメタバースでアバターを使うことがさかんになれば、国籍も年齢も性別も関係なくコミュニケーションできます。今でもテレワークによるオンライン会議をしているとこのような未来がすぐそこまで来ていることを感じます。

今年は、これまで3Dグラフィクス、AI、ロボット、そして昨年のブロックチェーンにつづき量子コンピュータの記事もブログに書いていきたいと思っています。
https://decode.red/
(音楽に関してはドラム奏法の拡張性がテーマ)

Negative Harmony

Jacob CollierがYouTubeで広めて有名になった音楽理論(オリジナルは古い)で、私も調べてみました。
5度圏を左右に割ってそれぞれの音を交換可とするものです。

ネガティブということはポジティブに対するものであり、この交換により明るいメジャースケールはマイナースケールに変換されます。

ちょうど陰と陽、夜と昼、月と太陽のような関係に似ているでしょう。この話題にタイミングよく今週11月8日は、442年ぶりとなる皆既月食+天王星食が見られました。

このような天体ショーは、天がときどき人類が宇宙の一部であることを教えるがごとく巡ってきます。きなくさい世界情勢の中、ちっぽけな自分たちの存在を謙虚にうけとめたいものです。
私も観測にいき天体望遠鏡のファインダーからですがiPhoneのレンズをくっつけて、思ったよりきれいに写真をとることができました。今回天気も良く長時間にわたって観測できたため、長く楽しむことができたのではないでしょうか。
他の惑星も見ることができ、土星の環、木星は衛星までも観測できました。

話が脱線しましたが、ネガティブハーモニーの仕組みを図示しました。

このように書くと、一見同主音単調の借用和音のようにも見えますが(モードチェンジしただけ?)、C-G, D-Fの変換が面白いと思いました。
また下記動画でJacob本人のインタビューをもとにしたわかりやすい解説があります。

ここに出てきたスーパーリディアンなるものの説明にも興味を持ちました。


リディアンスケールを左図のようなルールでつなげていくもの(5度圏の#側(陽))と、ミクソリディアンスケールを右図のようなルールでつなげていくもの(5度圏のb側(陰))で、オクターブをまたいで変化していく様子が興味深いです。

ネガティブハーモニーのケーデンスは、V-I から IV-I 変化しますが、このとき
Fm7 -> Bb7 -> Cmaj7
というバックドアケーデンスというものが現れます。動画でもこの用語が使われていますが、初めて知りました。
フロントドアもあるのか、ということで調べてみると、
Bm7-5 -> E7 -> Cmaj7
とありましたが、ネーミングは定かではなさそうです。

II-V Substitution

このような周期的な音列を演奏するとき、どんどん転調するためピアノのような鍵盤楽器ではなかなか困難なので、これもタイミングよく最近マイブームである転調しても同じ運指が使えるクロマティックキーボードを使える環境を整えてみました。

下記プログラムを改造して、PCキーボードのクロマティックキーに見立てたコードをMIDI出力できるようにしました。
https://decode.red/net/archives/1040

もともとボタン式クロマティックアコーディオンに興味があり、いろいろと調べていたのですが、高価であるためなかなか手がでずにいました。しかしキーボードだけは体験してみたいと思いPCキーボードを使ってクロマティック演奏を試みました。配列はB-SystemとC-Systemがあるようですが(上下が逆)、C-Systemの方がよく使われているときいたことと、RolandのV-Accordionが採用しているということで、こちらにしました。
実物とは程遠いですが、思った通りこの配列を使うとこれまでと違った感覚を味わえます。(和音の形が視覚的にわかる)

せっかくなので現在勉強中のまとめとして、3タイプの指の形を図示します。音階をひくときにテトラコードを意識すると、横スライドするとき、縦移動で上下にキーが切れたときにフレーズをつなげやすいのかと思っています。

ネガティブハーモニーの話題に戻って考えると、横方向の移動は短3度なので、C->Eb つまり C->Cm となり転調がしやすく親和性が高いです。(Cの1つ左からスタートするAマイナーのスケールをそのままの形で右に1つシフトします。”Chromatic Keyboard”動画の最初の部分)
また交換する音は点対象(天体ショー?)として表せます。

音楽はいろいろな見方ができるから面白いですね、
ネガティブハーモニーを知ったときに思ったのは、光の色を周波数で見る見方と三原色で見る見方の違いに似ているような気がしました。
また整数比から音階を発明したピタゴラスが、宇宙と音楽はともに調和(ハーモニー)がとれて奏でているとし「天球の音楽」といったことを思い返しました。
恵まれた天気で皆既月食を観測できたのも、世界に調和を、という天の声かもしれません。
いろいろな話が盛り沢山になってしまいましたが、このブログらしい展開に自己満足しています。(^^)

※ドレミ表記のもともとのアイディアは以下

https://beflats.tumblr.com/post/149593118502/my-chromatic-solf%C3%A9ge

iPhone Apps

7月にApple Developer Program に復帰してから、過去のiPhoneアプリを2つ(MusicaMarkerは6年ぶり, TropfMusikは12年ぶり)アップデートしました。
iPhoneアプリの開発は発売当時からやっていますが、途中中断をはさんで3度目の開始となります。

“MusicaMarker”は、ライブラリにある曲の任意の場所をワンタッチ呼び出しができるアプリで、曲を繰り返し聴く必要がある楽器練習のときや、語学の勉強に便利です。”TropfMusik”はこのBlogの最初の方でも紹介しました、Matrix Sequencerです。

Matrix Sequencer

ふりかえってみると、開発のきっかけとなったのは、最初にアメリカで発売されたときちょうど仕事で在住していて、同僚が持ってたものを見せてもらったり、いきなりJailBreakのやり方を教えてもらったりして興味を持ったことからです。この頃、SONYのPalmOSやSHARPのLinux Saurusのようなモバイル端末の開発もやっていましたが、その違いに衝撃を受けました。
印象的だったのは、今となっては当たり前ですが、写真のピンチイン/アウトやローテート、なめらかな動き(とくに慣性をシミュレートしたスクロール)をするI/Fです。Apple製品は本当に時代を先取りしているのを感じます。Macが発売されたときもそうでしたが、フロッピーディスクが自動イジェクトするなど、未来のコンピュータという感じでワクワクしました。

帰国してから日本でも発売され、開発を初め、6年前までで、20タイトル以上をリリースしました。売れる売れないに関係なく音楽をテーマにしたアプリで自分が欲しいというのも作って楽しんでいました。ちょうどこのブログもそういった気持ちでやっているのと同じです。(YouTube動画のアップロードももともとiPhoneアプリデモを見せるのがきっかけ。だからipsound。そういう意味では初心に戻ったことに。)
iPadが発売されたときは、グランドオープンと同時にアプリリリースしました。
しかしその後ユーザサポートや、バージョンアップにともなう開発機材のコストが負担になることもあって中断しましたが、Swift言語の登場とこれを使った案件をいただいたことをきっかけに一時再開しました。その後縁がなかったのですが、Apple Siliconへの歴史的転換やAR,AIの機能をみて、参入のタイミングをはかっていましたが、ようやく最近環境が整い再々開しました。

Developer Program に復帰してから、AppleStoreには、過去のアプリを出現するようになってしまいましたが、動作しないもの、強制的に削除されたものがあり、混乱状態にあります。
基本的に最近アップデートし動作確認したのは、いまのところ下記2タイトルだけです。(“Perfect Pitch Practice Piano”は動作確認済)

https://apps.apple.com/app/id1082130243
https://apps.apple.com/app/id369685150

Demo動画(short movie はembededできない?)
https://youtube.com/shorts/1OaWi2Ijpd0
https://youtube.com/shorts/Hjk6riZAbQg

CPUが32bit(iPhone5まで)から64bitに変更されたことにより、特に私のサウンド関連のアプリは大幅な変更をする必要がありました。今後数タイトルを復帰させ、それから新規のアプリも作っていきたいと思っています。(2016年のSwift言語で開発したアプリはiPhoneによっては動作するかもしれません)

過去アプリの情報は、
http://iphone-old.iiv.jp

まだ移行中で一時的なWebサイトは、
http://iphone.iiv.jp
です。

Breath of Groove

今回もドラムマガジンの誌上ドラム・コンテストにチャレンジしました。
https://drumsmagazine.jp/special/contest2022/
春は「SUPER INSPIRATION」という32小節の小曲でしたが、夏はいつもどおりです。前回(春)のときテンポを倍にしたアプローチがカッコよかったので、今回まねしてみました。
歌ものということでBreath(息、呼吸)という言葉が使われたと思いますが、息継ぎができないくらいハードなプレイとなってしまいました。(笑)


反省) 動画の音声のLチャンネルが無音になってしまった。(接触不良? iPhoneのスピーカで聴いてアップロードしたのでわからなかった。 どうしよう・・)

あと、Rolandの100人セッションの曲の動画がとても楽しそうだったので、叩いてみました。

https://blog.roland.jp/event/playerssummit2022_100ss/


反省) ハイハットが回ってしまい、センサがない部分になると音がならない・・

結局、前のブログと合わせて本日だけで3つの動画を収録することとなりました。(まるでミッションをこなすかのごとく) ドラム三昧の一日に、ちょっと息ぎれ。

Ryū kyū Scale

琉球音階は、ド・ミ・ファ・ソ・シ からなる5音音階で、たっだ5音を奏でただけで琉球の音楽とわかる強力なアイデンティティを持っています。
テンポが速い曲も遅い曲も底抜けに明るい印象があります。
今回このスケールをガイドにドラムを叩いてみました。


反省) 動画の最後のURLが間違っている。jpがjoに・・orz、次になにやるか迷い手がおおい。

きっかけとなったのは先月TBSで放送された「音楽の日」にモンゴル800が演奏した「琉球愛歌」を聴いたことでした。「小さな恋のうた」はカラオケで歌ったことがあり知っていたのですが、この曲は初めて聴いて、そのリズムの多彩さに圧倒されました。歌詞とメロディとリズム全てで訴えかける、すごいパワーを感じました。いろんな音楽がありますが、その人の人生とか感情とか音楽で伝わるものなのだと実感しました。この曲の歌詞は今の時代考えさせられます。歌詞つきのいい動画がありましたので、貼り付けました。

モンゴル800の曲は他の曲もそうなのですが、リズムのテンポが倍になったり半分になったり、間が独特だったりと、曲がドラマチックに展開します。人もそれぞれ違うリズムを持っていますが、どんなリズムも受け入れる寛容さ、スケールの大きさを感じました。

Sound Lag

野外などの広い場所で楽器を演奏していると音ズレが気になることがよくあります。それは音が進む速度(音速)が意外と遅いからです。
気温に影響を受けるため、その関係をRの関数でグラフにしてみました。

参考)WiKiPedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9F%B3%E9%80%9F

一般的に15℃で秒速340mとしているようです。
340mというと34mで0.1秒ずれることになり、マーチングバンドの演技フロアが30m x 30m ということを考えるとその影響は大きいです。(120BPMで16分音符が0.125秒)大編成のパレードなどではさらに大きなずれが生じます。
ずれないようにするため、指揮者を複数人置いたり、練習ではメトロノームを複数台使ったりするようです。(フロアなら有線のスピーカ、野外だとFMトランスミッタで送信して携帯ラジオで受信など、試したことがあります)
過去にiPhoneアプリで同期メトロノームを販売したこともありました。

(12年前の懐かしの動画です。こういうのを残してくれているとこがYouTubeのいいところですね)

また音ズレに関して言えば、ネットを使ったセッションでもいえます。音声のエンコード・デコード、データ送受信のバッファリングのしくみを考えれば、かならずレイテンシーは存在します。ところが人間の能力でそれをある程度カバーすることが可能であることを、ユーチューバのかてぃん氏の動画で見たことがあります。自分の演奏(のフィードバック)が少し遅れて聴こえることを許容すると、遅延を半分にできるということです。
簡単に言えば遅れることを前提にセッションするということでしょうか。

他にも音ズレというのは、勘違いを引き起こすことがあります。
今月はじめ参議院選挙期間中に安倍元首相が凶弾に倒れました。許しがたい犯罪で社会全体が暗い気持ちになりました。こういうとき社会が冷静になるためには正しい情報を知る努力をする必要があると思っています。銃撃されたシーンの動画がネットに上がっていますが、その一つが2度目の銃撃の前に襟元が動くことから、容疑者以外が狙撃したという指摘がされています。その動画(動画A)には容疑者が映っていないため、発射のタイミングが特定できないことと、煙のタイミングより後に発砲音がなっていることから、容疑者が映っている別の動画(動画B)と重ねて見てみました。動画Bは襟元が識別できませんので、iMovieで動画Aのピクチャーインピクチャーで見た目を合わせ同じタイミングで同時に再生されるようにしました。すると動画Aの音声トラックが0.2秒ほど遅れており、襟元の動きは容疑者の銃撃によるもののように見えます。
しかし動画Aには襟元の動きと同時になっているヒュンという鞭が空を切るような音が入っているのですが、これが狙撃の音だという指摘があります。(動画Bでいえばさらに0.2秒前になる)
この空を切る音と2度目の銃撃音の間には0.28秒ほどの時間差があります。銃弾は音速を超えるので、爆発音より早く聞こえるのは問題ないような気がしますが、0.28は長すぎるように感じました。気温を30とすると音速350m/sくらいで 350 x 0.28 = 98mです。98m離れていないとこの時間差を感じられない、ということになるからです。(そうするとこの音は容疑者の銃撃とは無関係ということになります)
そもそも弾丸の飛ぶ音かどうか、音速を超えたときのソニックブーム(衝撃波)が聞こえるタイミングだとか、弾丸の正確なスピードだとか、こういうに詳しくないとだめですね。

超音速と衝撃波 ハイスピードの戦闘機に発生する傘状の雲の正体は!?

前々回の選挙のこともそうですが、タイトルからは飛躍した内容になってしまいました。そういえば以前もSoundCloudの話題で、ショパンコンクールの話題を取り上げたりしましたから、こういうBlogだと思えばいいのか、と開き直りました。
なにより発信、OUTPUTが大事と思っています。
昔の動画はまだユーチューバーという言葉がない時代、容量の大きい動画ファイルの置き場程度のことでYouTubeを使っていましたが、今は随分とその役割がかわったことを改めて思いました。
iPhoneアプリまた作りたくなってきた・・

Volca Drum Jam

前回、慣れない外でのプレイで集中できなかったので、今回は室内で遊んでみました。
Korg NTS-1をエフェクタとして使っています。もともとこれはシンセのオシレータをプログラミングできる強力な音源で、おもちゃみたいな外見からは想像がつかないすごいマシンです。(音もかなりいい)

以前、2opのFM音源を作っていますが、エフェクトもプログラムできます。
https://decode.red/blog/202103271271/

前回、撮影した日が名古屋駅ロータリのモニュメント「飛翔」が撤去される直前だったと後で気づいて、動画を残しておけてよかったと思いました。(そういえば以前BeatStopCameraのデモをとったときも、大名古屋ビルヂング撤去の前でした)
Korg Volca Drumは連続的に変化する物理モデル音源の音色の幅が広くとても気にいっています。その分デリケートでかなり操作が難しいです。爆裂な音を作るのは簡単なのですが、それをカッコよく聞かせるのにはまだまだスキルが足らないです。以前にお気に入りのBastl Kastle DrumもJamっていますが、これも同様です。シンセ的サウンドとパーカション的サウンドをいったりきたりするとこが好物なのですが、今そのあたりを研究している(楽しんでいる)段階です。

あと関係ないですが、最近ささった動画です。

「林修×チームラボ代表・猪子寿之★斬新なデジタルアートで世界を魅了!世界基準の仕事術とは!? 」

フリーランスとして働いているのになんで、と言われそうですが、それゆえに勝つためには、やはり団体戦で戦うべきといつも感じています。音楽にも言えますが、私がいろんな楽器を習っているのもアンサンブルが楽しいからです。動画の最後に「自分にとって意味があればなんと言われても関係ない」とありますが、短期的な成果を求めるのではなく長期的な展望をもって動くためには、とても必要なメンタルだと思います。

Volca Drum In The Open Air

YouTubeではVolcaシリーズなどの小型シンセ(BASTLなどもよくみかける)を野外でプレイする動画がよくあり、自分もVolcaシリーズを一度外に持ち出して動画をとってみたいとずっと思ってました。
ちょっと前に購入したVolca Drumが音の表現の幅が広く、単体でも十分に面白いことができることから、これを持ち出してみました。場所は名古屋駅前のロータリーで、前もBeatStopCameraというiPhoneアプリのデモ動画でとったことがあります。
また今回、ちょうど参議院選挙期間中ということで思うところがありました。

さまざまな情報から日本の弱体化はよく知られていますが、これまで我々が謳歌してきた資本主義社会のルールでは基本的にお金を持っている人たちが社会を思い通りに動かすことができます。
ということは資本主義のルールで負けるということはどういうことか。。最近よく考えます。

政治とか宗教とかの話題はいろんな場面で避けられることが多く、話題となるのは事件だったり不祥事があったりするときだけですが、YouTubeとかみていると、政治とは全く関係のないチャンネルが今回の参議院議員選挙の街頭演説をアップロードしているのを見ました。
良い社会、良い未来を希望するのであれば、やはり政治に無関与ではいけないと思い、カジュアルに私も今回とても気になった政党を取り上げてみました。政党要件をまだ満たしていないため、党員が7万人もいるのもかかわらず諸派という扱いということもあり、新聞・TVメディアの露出は少なくあまり認知されていません。(メディアの報じないことはないことになる) 改めてメディアの影響力について考えさせられます。(詳しくはYouTube動画説明欄)

初めてということで、操作でブレたりするところや、演出がいまいちなのは反省点としてありますが、メタリック基調の構造物に、Volca Drumって結構あうものだと感じました。
やりたい形はできましたが、このマシンの良さを引き出しておらず、繰り返しみると残念の気持ちに・・
(なかなかムズい)

Super Inspiration

2022年のドラムマガジンの誌上ドラム・コンテストは、春と夏の二回あるようです。
https://drumsmagazine.jp/special/32-bar-drumming/
そのためか従来の3分くらいの曲ではなく、32小節という短い曲”Super Inspiration”になったようで,今回も応募しようと動画を作成しました。

動画をアップロードしてから他の人の動画を見て毎回思いますが、それぞれのアプローチの仕方がユニークでとても勉強になります。
(この曲テンポを倍に解釈すればいいんだ。気づかなかった・・とか)
こういうコンテストがないと、自分の好みの曲ばかり叩いたり、わざわざ動画も作成しないことから、参加する意義はまさにここにあります。
ドラムコンテストきっかけで独自の動画も作るモチベーションとなり、今回第一弾としてArturia Micro FreakとのJamセッションをやってみました。もともとこちらが目的でしたが、コンテストが早まったため(例年は8月ごろ)、Jamセッションのキットのまま撮影しました。このためMicroFreakとかそのままです。
せっかくなのでパーカションの音を一つ使いました。

Jamの方は、こんなことやりたいという形を実現しましたが、まだまだです。(とりあえずアウトプット!)

機材)
Roland V-Drums TD-17
Roland TD-7(今回使わず)
TAMA Speed Cobra 310
Auturia MicoFreak